飼い主さまのできる歯周病の予防は歯磨きになります。
歯周病は進行するとお口の中だけでなく、全身にも影響が出てくる危険性があります。
いきなり歯ブラシでゴシゴシこすろうとするとわんちゃんは嫌がります。そのため子犬の頃からお口の中を触られることに慣れさせていきましょう。
成犬になってからケアを始める場合も同じです。
歯磨きのコツ
おやつをあげるときに指で歯や歯茎を触らせるようにしましょう。
最初は軽く短い時間で終わらせ、口の中を触られることに慣れてきたら、
歯磨き用シートを指に巻いてこすってみましょう。
様子を見てできそうであれば歯ブラシを使ってみましょう。
※わんちゃん用のものを使用してください。
↓
お家でのケアは、歯石除去ではなく歯垢をとることが目的です。
わんちゃんのお口の中は約3日で歯垢が歯石になってしまうので、
歯石になる前にケアをしてあげられると良いですね。
歯石除去について
歯磨きだけでは歯石の付着を防ぐことは難しいです。
毎日歯磨きをしていても落としきれなかった汚れが歯石となってしまい、
1度ついてしまった歯石は歯ブラシだけではなかなか落とせないです。
なので、わんちゃんも人間同様に定期的な歯石取りが必要になってきます。
歯石取りは一般的に麻酔下で行う方法と無麻酔で行う方法がありますが、
Dog’s care Espoirではわんちゃんに負担の少ない無麻酔施術を行っております。
最後に
わんちゃんのお口の中の異常は気づきにくく、
ホームケアだけでは難しいからこそ、歯石除去を含め、
正しい認識を持ち、デンタルケアを行うことが重要になってきます。
気づき始めた今からでも遅くありません。
大切な家族の一員のわんちゃんが健康で長生きできるお手伝いを
一緒にしていきたいと思います。